THE HANGER DAYS
2026.2.7 - 2.9
ブナから服へ。想いをつなぐ三日間。
森で生まれたブナが、職人の手でハンガーとなり、大切な服を支える。
私たちはこの命と技術の連なりを、
2月7日から2月9日までの「三日間の記念日」に見出しました。
一本の木があなたの「福(ふく)」を掛ける道具へと変わるまでの軌跡。
その物語を凝縮して体験できる特別な「ファクトリーツアー」を、
2026年2月14日に開催いたします。
開催概要やご予約については、下記よりご確認ください。
詳細・ご予約はこちら三つの記念日 が描く、
一本の軌跡。
2月7日
国産ブナ材の日
かつて、私たちのハンガーづくりは日本の豊かなブナ林に支えられていました。
現在は、品質の安定と持続可能性を考慮し、厳選したヨーロッパ産ブナ材を使用していますが、木と向き合う私たちの原点は、今も日本の森にあります。
日本各地に広がるブナ林の多くは、今もなお活用されないまま眠っています。
この日は、森林資源としてのブナの価値を再認識し、自然保護と地方創生が両立する未来を願って中田工芸が制定しました。
「ブ(2)ナ(7)」の日に、木と人、そして日本の森との豊かなつながりに想いを馳せてみてください。
2月8日
木製ハンガーの日
数字の「2」と漢数字の「八」を組み合わせるとハンガーの形に見えることから、2021年に日本記念日協会より認定されました。
木製ハンガーは、ただ服を掛けるためだけの道具ではありません。大切な一着を型崩れから守り、その美しさを引き立てる「最高のケア」としての価値を持っています。中田工芸ではこの日を通じて、木製品ならではのぬくもりや、一本を長く使い続ける持続可能なライフスタイルを提案しています。
お気に入りの服をハンガーに掛ける。そんな日々のささやかな習慣のなかに、ファッションを愛でる喜びや、環境への想いを分かち合うきっかけを作りたいと考えています。
2月9日
服の日
三日間の物語は、最終的にあなたの「服」へと繋がります。 自然から生まれた素材が、職人の技を経て、あなたの大切な一着を支える。 その一連の流れの先に、私たちは深い縁を感じています。 この日は、木製ハンガーに掛けられた「服」そのものに焦点を当て、その価値を再確認する日です。 お気に入りの一着を丁寧に扱い、長く愛用し続けることは、自分自身のライフスタイルを慈しむことであり、持続可能な未来へと繋がる確かな一歩でもあります。 「服の日」を通じて、クローゼットの中にある一着一着への愛着を深めてみてください。 ファッションを楽しみ、大切に守り続ける心地よさを、共に見つめ直していきたいと考えています。
あの一本の、
はじまりの場所へ。
一本のハンガーに、どれだけの時間と手間が重ねられているのか。
なぜ、このかたちに行き着いたのか。
職人の手の動きが、その答えを静かに教えてくれます。
見学を終えたあと、クローゼットに掛けたその一本が、
これまでより少し特別に感じられるかもしれません。



