Days of SDGs

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スノービーチハンガープロジェクト、始動!!
2022/04/07

皆さんはスノービーチをご存じですか?

新潟県魚沼市では、地元のブナを持続可能な資源として活用することを目的として活動を推進しており、新潟産のブナを「スノービーチ(雪国のブナ)」と名付けて新たな活用方法を模索しています。育成と活用、再生という循環利用の仕組みを行うことは、地域の天然林の保全やそこに住む生物の生息空間の保護、さらに地域の活性化につながります。
日本のブナが国産ブナ材として広く活用され、健全なブナ林の運営と保護が成り立つ未来を想い描く「スノービーチプロジェクト」。私たちはその未来図に賛同し、協力していくことを決定しました。

3/25(金) に、大白川集落のブナ林で行われる間伐と人力による集材のボランティアに参加しました。

3m以上積もった雪深い山肌に力強くまっすぐと伸びたブナ林は、非常に美しいものでした。天候も良く、約40人のボランティアの方々と共に間伐されたブナ材の丸太を人力で運び出しました。丸太は雪上を滑らせて下ろしますので、雪が残っているこの間しか人力での運び出しはできません。いつもは板材の状態でしか見ることのない生のブナ材の丸太は想像以上に重いので、非常に体力を使う作業です。しかし、このように定期的に間伐することで良質なブナ材を持続的に育てることが可能となるのです。
スノービーチに関わる様々な人たちと交流したことで、スノービーチの意義やその土地の人達の想いをしっかりと確認でき、有意義な経験となりました。

今回実際に間伐されたブナ材は、今年の秋ごろにハンガーになる予定です。
国内のブナ林業のサステナビリティを考えた純国産の「スノービーチハンガー」。自分たちの手で運び出したスノービーチから作り出したハンガーは、より思い入れが強くこもったものに仕上がることでしょう。
国産材の有効活用への関心がある方や木の美しさを愛する方が「ぜひ家に迎えたい!」と思っていただける価値のある製品をお届けしますので、発売までしばらくの間お待ちください。