Days of SDGs

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阿蘇の小国杉を使った国産材ハンガー
2022/05/31

5月2日から始まったNAKATA HANGER と全国森林組合連合会(JForest)による環境を守る共同プロジェクト“阿蘇の小国杉を使った国産材ハンガー”のクラウドファンディングは12日間で目標を達成することができました。ご支援いただいた皆様、ありがとうございます。6月15日の募集期間まで日数がありますので、新たな目標を設定しゴールを目指すことにしました。

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“国産材を活用し、日本の森林を後世に残していく”という大きな目標に向けてスタートした今回のプロジェクトはJForest様、小国町森林組合様と協力して進めています。国産材のなかでも品質とサステナブルという観点にこだわり、ブランド材「小国杉」を使用しました。小国杉の特徴として重要なポイントは2つです。

➀木目の詰まった比重の高い丈夫な木材

②地熱乾燥という自然エネルギー活用技術

 

■木質について

小国杉の産地は熊本県小国町。九州のほぼ中央に位置し、町域の約8割を山林が占める農山村地域です。小国町は山間高冷地帯のため、夏は涼しく、冬はマイナス10度の厳しい寒さが訪れます。寒暖差のある気候条件から木はじっくりと少しずつ育ち、木目が詰まった密度の高い丈夫な木になります。淡いピンクがかった色味と油ツヤが美しく、強度にも優れた小国杉は国の施設や建築物にも使用されています。また、小国町森林組合では大学などとの研究調査や独自の実験などを行い、小国杉の持つ成分がカビの発生を抑え、香りや手触りが免疫力を高める効能があると検証しています。

 

■地熱乾燥について

地熱乾燥という天然の地熱を利用して、電気や石油燃料を使用しない低炭素な技術で木材の乾燥を行っています。温泉や地熱資源は、重要な小国町の地域資源です。地熱乾燥は50~60度の温度で緩やかに乾燥するため木材の細胞への負担が少なく、木材本来の色味や艶を保ちます。環境にも木材にも負担をかけない乾燥方法です。また、小国町森林組合は適正な森林管理と環境に配慮した木材の証明である【SGEC】と【SGEC-CoC】の認証を取得しています。この認証によって、木材がお客様の手元に届くまでの流通経路がクリアで、公正なルートであることを追跡ができ産地や生産者を知ることができます。どのような土地で育ち、どのような人々が、どのような思いでつくっているかがわかることも小国杉の価値と安全性を高めています。

小国町では地域が一体となり、地域資源を活用して環境に配慮した持続可能なまちづくりの実現への取り組みを重ねています。林業におけるCO2の吸収促進、木材を多様に利用することで循環型社会の実現への啓蒙に取り組んでおり、小国町はSDGs未来都市に選定されています。そのような地で育った小国杉は長い歴史を持ちながら、時代のニーズに合わせた活用によって新しい魅力や価値を生み出そうとしています。

 

私たちもハンガー作りは長年やってきましたが、小国杉を使ったハンガーに新たな可能性があることを実感しました。洋服を着るとき、かけるとき、ハンガーに触れる日常の何気ない瞬間に小国町の美しい自然や小国杉の魅力、すべての作り手の温かさを感じていただけると嬉しいです。

 

引き続き、ご支援よろしく願いいたします。

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