私達は昔から何でも「まずは自分達でやってみよう」というスタイルで仕事をしていることもあり、ブランドロゴの作成もショールームの内装についても全て自分達でデザインして事業をスタートしました。そこから現在に至るまでさまざまな出会いと出来事がありましたが、全て私達の想像を超えることばかりでした。
ありがたいことに今でこそ青山にハンガーのショールームがあるというのを知っている人も増えてきていますが、立ち上げた当初はもちろん世の中で“誰にも知られていない”存在でした。知名度がないというのは往々にして弱みとして捉えられがちですが、私は全く不利とは感じませんでした。ハンガーのブランドなんて他に参考になる存在もないので、むしろ完全に“自由”だと思いました。ショールームでハンガーと向かい合いながら、「ハンガーの魅力や可能性って何だろう?」とずっと考えていました。