NAKATA HANGER

15周年を迎えて

ナカタハンガー(中田工芸)職人

NAKATA HANGERは今年で15周年を迎えました。これもひとえに日頃よりご愛顧いただいておりますお客様と応援していただいている全ての方々のおかげであり、深く感謝申し上げます。
始まりは2007年7月に東京の青山にショールームを開設するのを機に、中田工芸㈱の自社ブランドとして立ち上げたことでした。当時の社長(現会長)と話し合う中で自分達がやりたいことを思い切って形にしてみたことが、旅の始まりでした。

(再生すると音が出ます)
ナカタハンガー(中田工芸)職人がブナ材を削り出し

私達は昔から何でも「まずは自分達でやってみよう」というスタイルで仕事をしていることもあり、ブランドロゴの作成もショールームの内装についても全て自分達でデザインして事業をスタートしました。そこから現在に至るまでさまざまな出会いと出来事がありましたが、全て私達の想像を超えることばかりでした。
ありがたいことに今でこそ青山にハンガーのショールームがあるというのを知っている人も増えてきていますが、立ち上げた当初はもちろん世の中で“誰にも知られていない”存在でした。知名度がないというのは往々にして弱みとして捉えられがちですが、私は全く不利とは感じませんでした。ハンガーのブランドなんて他に参考になる存在もないので、むしろ完全に“自由”だと思いました。ショールームでハンガーと向かい合いながら、「ハンガーの魅力や可能性って何だろう?」とずっと考えていました。

最初の2、3年は知り合った学生達とハンガーのワークショップを行ったり、ハンガーコレクターの方の収集品をお預かりして展示会を開催する等して、少しでもハンガーの関心を持っていただく活動を行いました。当時SNSはまだ普及していなかったため広がり方は限定的でした。それでも少しずつ興味を持っていただく人が現れたり、製品を手に取っていただける方が徐々に増えていきました。それは自分にとってはあたかも路上ライブをやっているような感覚でした。目の前でハンガーの事を話し合ったり、1本のハンガーを慎重に選ばれるお客様一人一人とのコミュニケーションが数多くの気付きとインスピレーションを与えてくれました。

ナカタハンガー(中田工芸)職人に必要なもの

そして2010年に新宿の百貨店で取り扱いが始まった時は一気に全国デビューした感じがしました。製品自体はブランド立上げ当初から異常なくらい細部までこだわって開発していたのでどこに出しても恥ずかしくないラインナップでしたので、自信を持ってお客様に提案することができました。全ては弊社の職人達が一本一本に丹精込めて美しいハンガーを作ってくれるおかげです。NAKATA HANGERの製品をご利用いただいたお客様と、弊社のものづくりに関わってきてくれた全てのスタッフには最大限の感謝を申し上げます。

ナカタハンガー(中田工芸)職人のブナ材に手書き

一般家庭用という用途を最初に考えて展開していましたが、こだわりの製品である故か、初期の頃からギフトでのご利用が多いのもNAKATA HANGERの特徴の一つです。「ふくをかける」ハンガーというコンセプトが分かりやすくて縁起が良いということで、結婚式の引出物や小中学校の卒業記念品など、ハンガーの新たな地平を切り開くことができました。創業者の言葉と思いが、時空を超えて形になったと感じています。 2017年には先代から経営のバトンを受け継ぎました。中田工芸がそれまで築いてきた技術や理念を大事にしながらも、新たなる大きな挑戦を始めました。海外への進出です。どうせやるからには世界一のハンガーブランドになることを目指そうということを合言葉にして、一年一年取り組んでいます。

ナカタハンガー(中田工芸)職人のブナ材に手書き

海外を見渡すと、やはりハンガーという物に有力なブランドが見当たりません。それは世界に需要や可能性がないのか、それとも…。
2022年、社会は大きな変化の中にありますが、私は15年前と同じく、完全な“自由”を感じています。
全ては自分たち次第だと。
「日本から世界一のハンガーブランドを作る」。この理想と信念を常に抱きながら、日本と世界で夢を追い求めていきます。
これからも皆様にお喜びいただけるよう製品とサービスを作り続けて参りますので、今後とも叱咤激励の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

15周年記念特別商品

ベルトハンガー

ナカタハンガー(中田工芸)職人

NAKATA HANGER 15周年を感謝して、定番にはない特別なカラーリングのベルトハンガーをご用意しました。マーズブラウンとゴールドの組み合わせが、柔らかな印象と上質さを感じさせる特別な一本です。

15周年ロゴ